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Sweet Cafe TOPアルザス便り>vol.10 「お招きありがとうございます」

vol.10 「お招きありがとうございます」
同じ学校に通う日本人の友達からの紹介でフランス人マダムのお宅に招待していただきました。
現在週1回の割合で日本語を学んでいるマダム(小学校の先生で今は定年生活)なので、日本人にとても興味があるらしくとても親切にしていただきました。

フランスに住んでいるからといっても、フランス人と仲良くなったり、ましてお宅に呼んでいただけるなんてなかなか機会がありません。

それなので、マダムのお宅に招待していただいたことは、とてもありがたいことです。

マダムはストラスブールから電車で30〜40分の「Barr」という駅から車で5分くらい行った「Gertwiller」という街に住んでいます。まわりはブドウ畑!!

そのため、ワイン街道沿いにあります。(写真下)

マダムのお宅でお昼をごちそうになったのですが、食事をする部屋がとても景色がよくて素敵でした!(写真左)

暖色系のインテリアでとても温かみのある部屋の窓からは、素敵な自然の景色が広がっていました。

その素敵な部屋で何を食べたかというと、今が旬の白アスパラ(写真下)をいただきました。

日本では生の白アスパラを見たことがありませんが、(缶詰でしか見たことがない)、フランスではとてもポピュラーな野菜で、今が旬のためスーパーなどで最近よく見かけます 。

私も「旬が終わる前に食べてやろう!」と思っていたら、こんな機会に食べれるなんて・・・。

どうやって食べたかと言うと、調理方法は、ただゆでるだけです。

そのゆでた白アスパラにマヨネーズを付けて食べるという本当にシンプルな料理です。

そのマヨネーズが、ただのマヨネーズではなく、マダム自家製なのです!

そのマヨネーズをたっぷり付けて食べたらとっても幸せな気持になりました!

写真左はアスパラ用のお皿だそうです。こんなお皿があるのもフランスならではですね。


それから、「タルト・ルバーブ」(写真下)もいただきました。
マダムいわく「日本ではルバーブが、高くてめずらしいから」。

シンプルな味で、マダムが、「すっぱいから好みで砂糖をかけてね」と言っていたように本当にすっぱい味でした。
私はその上に砂糖をかけていただいたのですが、とてもおいしかったです。

ルバーブの畑は普通にその辺りにあるらしく、近くにあるルバーブ畑をみせてもらいました。ルバーブってこんなふうにできるのですね。

大きな葉っぱが元気に生い茂っています。茎は太く、しっかりして根本が赤い色をしていました。この茎の部分がお菓子の材料として使われているのです。

写真下がルバーブ畑です。
↓   ↓


個人的にうらやましいな、と思ったことはお宅のまわりの畑でいろいろ植物を育てているそうですが、りんご・ナシ・スリーズ(さくらんぼ)・桃・ミラベル(ロレーヌ地方名産の黄色のプラムみたいな果物)・グロゼイユ・フランボワーズといった果物も採れるらしいのです。
それらのフルーツでタルトやコンポート・コンフィチュールなどを作るのでしょうね。

フランボワーズの木
なしの木
たぶんミラベルの木
スリーズ(さくらんぼ)を採るためにスリーズの木がたくさん植えてありました。

花が満開の場所を車からみたのですが、「ああ、そこで花見がしたい・・・」と思った私は日本人だからでしょうか?
スリーズの木
 
このようにアルザスは街からちょっと離れたところに田舎ののんびりした景色が広がっていて(ボージュ山脈と小さい村々)、私はそんなところがこの土地が好きな理由でもあります。
 
桃の木

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