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数週間前のことですが、フランスでは2月2日は<Chandeleur>と呼ばれる日で家庭でクレープを食べるのだそうです。
この日について疑問に思ったのでクラスの先生に聞いてみたところ
<Chandeleur>という名前はキリスト教徒が、ろうそくに日をつける<fete des chandelles>というラテン語からきているそうです。
クレープを食べるのは伝統的で家庭的な風習だそうです。
「なぜクレープなのか?」というと、
1900年前・西暦490年、エルサレムから歩いてきた巡礼者がローマの門についたときに、とても疲れていて空腹だったので、良き教皇ジェラス1世がクレープの原型のような小麦粉と卵からできた円盤状のものを作って与えたことから来ているのだそうです。
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ともかくクレープを家庭で食べることは確かなようです。
その時期はクレープ用のフライパンが売られたり、すでにできているクレープ(これは通常も売っているのですが)や、クレープ作りに欠かせない材料が売られたり、クレープを自動で焼く機械を使用した店頭販売があったりという光景が見られます。 |
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その日にあやかって、私も友達とクレープフェットを行いました!
甘いクレープだけでなく、食事のクレープ「ガレット」も焼いてみました。その時試しに使ってみたクレープミックスがこれです。(写真右と下) |
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日本でもクレープミックスは売られているように思うのですが、ガレット(そば粉のクレープですね)のもあるのがフランスですね。味はわりとおいしかったですよ。
ちなみにガレットは、jambon fromage(ハムとチーズ)、クレープはbeurre sucre(バターと砂糖)で味付けして食べます。 |
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こちらでは、好みでみんなが大好きな「ニュテラ」(写真右 これはお隣のドイツの街で買ったのでドイツ語表記です)というポピュラーなノワゼットペーストをぬったりします。
ちなみにクレープを焼いているときに、左手(だと思うのですが)だけでうまくひっくり返せれば、その年はお金の入りがいいそうです。
みなさん、今年は終わってしまいましたが来年試してみるのはいかがですか?
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