アルザスお菓子旅行に行こうと考えたのは2008年の秋ごろでした。そして予定通り実行できたのが2009年の夏。本当に楽しく充実した旅行を終え、また再びアルザスを訪れたいと考えている今日この頃です。
そもそも、どうしてアルザスに行きたいと思うようになったのか?
フランスに「アルザス」という地域があるのを知ったのは、おそらく20歳ちょっと過ぎくらいの頃。
ちょうど、製菓の道に進みたいと考えていたころでした。その頃都内のパティスリーでお菓子を食べ歩いたり、製菓関係の雑誌や本を食い入るように見ていました。
その当時に、出会ったのが八王子のパティスリー「ア・ポワン」。心があったまるような優しい味わいに感動したのです。その後、柴田書店の「ケーキングvol.1」という本で、ア・ポワンの岡田シェフがアルザスで修業したことを知りました。
その後製菓学校進学や菓子屋での修行等しばらくはお菓子中心の生活をしていたのですが、やはりいろんなところで見聞きする「アルザス」の存在。