▲NAEGELの外観

アルザスで絶対行きたいパティスリーの一つがここNAEGEL(ネゲル）。こちらは1927年創業のストラスブールでも人気のパティスリー。日本では東京世田谷のパティスリー「ラ・ヴィエイユ・フランス」の木村シェフが修業していたことでもよく知られているところです。

どんなお店なんだろう…？あまり情報はなかったのですが、とにかく楽しみにしていました。そして、遂にそのNAEGELを訪れることができた時には、とっても嬉しくてワクワクした気分になりました。

深いこげ茶の落ち着いた外観と路面の窓からはおいしそうなお菓子がずらっと並び、外を歩く人の目を引きます。
そこには、アルザス銘菓クグロフをはもちろん、ドイツではレーリュッケンと呼ばれフランスではケーク・エコセという名のパウンドケーキ、オーストリアのリンツ発祥でアルザスでも人気の焼き菓子タルトリンツァーが見られました。

そしてお菓子以外に、発酵菓子ヴィエノワズリーも数種類揃えています。ミニサイズのクグロフやパン・オ・レザン、ブリオッシュなどお菓子やさんならではのバターリッチなパンが多いようです。

そして、フランスならではですが、パティスリーにはたいていお肉を使ったお惣菜が数種類揃いそのどれもが本格的！
お肉のパテをたっぷり包んだパイのお惣菜や、アルザスの代表的なお料理タルト・フランべ（ピザに似ている）、お隣ロレーヌ地方生まれのお惣菜キッシュ・ロレーヌも見られました。

そのどれもがおいしそう！！軽いランチにお惣菜類をピックアップして公園で食べるのもいいですよね。

▲アーモンドが香ばしいクグロフ

今回のアルザスツアーでは、いろんなお店のクグロフを食べよう！と思っていましたが、このツアーで最初に買ったのがNEAGELのクグロフ！ミニサイズもありましたが、やはりクグロフならではのおいしさを感じるなら大きなサイズ！と思い、大サイズを購入しました。

香ばしい焼き色と、たっぷりのアーモンドが食欲をそそります。きめ細やかな生地と風味の良いレーズンが優しい印象の味わいでした。

クグロフ以外には、アプリコットのタルトとスリーズのタルト、マンディアンを購入しました。フルーツのタルトはお店の売り場の隅にある小さなテーブルを使用して
皆で人切れずついただきました。優しいアパレイユにフルーツの酸味と甘みが抜群に相性良く、「おいしいね、おいしね〜。」とうなずきながらいただきました。

そして、印象に残ったお菓子の一つ「ボベス」は帰国後ドイツでポピュラーなお菓子ということを後で知りました。やはりお隣ドイツとは似たようなまたは同じお菓子が並んでいるところがアルザスらしいですね。ボベスはサクッとしたサブレ生地にレーズンなどを巻いた素朴なおいしさでした。

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■Shop Data
NAEGEL
9, rue des Orfevres 67000 Strasbourg
http://maison-naegel.com/