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粉ひき小屋の後に向かったのは、バスクの中でも多くの観光客でにぎわう街「St.Jean-de-Luz(サンジャンドリュズ)」。 ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズが結婚式を挙げた洗礼者聖ヨハネ教会があることでも有名な街です。 湾に面した街で、おいしそうな魚介料理のレストラン、食料品店、雑貨屋さん、リネン屋、パティスリーなどたくさんのお店が連なっているので、歩いているだけでも楽しいところです。
街中を歩いていると、思わず立ち止まって眺めたくなる民家や看板を目にすることが多く、そのたびに写真をとっては見とれていました。 民家に共通しているのは、どこもかわいらしくお花を飾っているということ。窓枠の下の方にプランターを備え付けそこからは赤や白、ピンクといった明るい色の花が咲き誇っています。 そしてフランスと言えば、素敵な看板を見かけることがとても多いのです。フランスに旅行に行った時にたくさんの看板写真を撮る方も多いのではないでしょうか? ほとんどの看板は、そのお店が何をしているのかを表すモチーフの形をしていることが多いです。そのためまずは看板をみて「ここは何のお店かな?」と想像するのも楽しいですよ。
▲壁も窓枠もお花も全部白で統一している素敵な民家
そして更に散策を続けていたところ、ちょっと気になる行列が。何があるんだろう?と近づいてみるとそこにはクレープ屋の屋台がありました。 日本でもクレー プ屋さんにはよく行列ができていますが、ここフランスでも気軽に食べられるシンプルなクレープが人気なんですね。 ヌテラ(ヘーゼルナッツのスプレッド)の大きな容器が置いてあったので、ヌテラのクレープがメインだったのかな? 日本ではたまにしか見かけませんがやっぱりヨーロッパではヌテラは人気者なんですね。
▲愛嬌のある表情についつい惹かれます
▲ベレ・バスクのアントルメ