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Sweet Cafe TOPバスクお菓子紀行>vol.13「St.Jean-de-Luz(サンジャンドリュズ)」

vol.13「St.Jean-de-Luz(サンジャンドリュズ)」

粉ひき小屋の後に向かったのは、バスクの中でも多くの観光客でにぎわう街「St.Jean-de-Luz(サンジャンドリュズ)」。

ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズが結婚式を挙げた洗礼者聖ヨハネ教会があることでも有名な街です。

湾に面した街で、おいしそうな魚介料理のレストラン、食料品店、雑貨屋さん、リネン屋、パティスリーなどたくさんのお店が連なっているので、歩いているだけでも楽しいところです。

▲バスクらしさを感じる看板


私たちが訪れた時期は、8月中旬。バカンスのシーズンだからか、街中多くの観光客でにぎわっていました。白い壁に赤をアクセントに使った建物が多く、バスクの素朴で力強い雰囲気にピッタリでした。


この街では、自由行動でした。
栄えている場所は集中しているので、歩きまわるのにはそれほど不安ではありません。人がたくさん集まっているところやお店が連なっているところをぷらぷらと歩き回りました。



街中を歩いていると、思わず立ち止まって眺めたくなる民家や看板を目にすることが多く、そのたびに写真をとっては見とれていました。

民家に共通しているのは、どこもかわいらしくお花を飾っているということ。窓枠の下の方にプランターを備え付けそこからは赤や白、ピンクといった明るい色の花が咲き誇っています。

そしてフランスと言えば、素敵な看板を見かけることがとても多いのです。フランスに旅行に行った時にたくさんの看板写真を撮る方も多いのではないでしょうか?

ほとんどの看板は、そのお店が何をしているのかを表すモチーフの形をしていることが多いです。そのためまずは看板をみて「ここは何のお店かな?」と想像するのも楽しいですよ。

▲ホテルの看板 ▲これも看板。何の看板だったのかな?

▲壁も窓枠もお花も全部白で統一している素敵な民家


そして更に散策を続けていたところ、ちょっと気になる行列が。何があるんだろう?と近づいてみるとそこにはクレープ屋の屋台がありました。

日本でもクレー プ屋さんにはよく行列ができていますが、ここフランスでも気軽に食べられるシンプルなクレープが人気なんですね。

ヌテラ(ヘーゼルナッツのスプレッド)の大きな容器が置いてあったので、ヌテラのクレープがメインだったのかな? 日本ではたまにしか見かけませんがやっぱりヨーロッパではヌテラは人気者なんですね。

 
そして、やっぱりこの街にもありました!「バスクリネン」のお店です。バスク の特産物の布織物です。テーブルクロスやランチョンマット、トーションなどキッ チンで大活躍しそうなリネン類が揃います。
バスクリネンの特徴としてバスクの7つの地域を表す7本のラインが細い線、太い 線でまっすぐ力強くデザインされています。
ディスプレイには、お茶目な表情の人形がありました。この人形 がとてもフランスらしくそしてバスクらしくとても惹かれるものがありました。
  ▲バスクリネンには7本のラインが入っています。

▲愛嬌のある表情についつい惹かれます


もちろんパティスリーも数軒ありました。どこも素朴で懐かしさのある雰囲気あ るお店ばかり。フランス菓子の定番サバランやタルト、そしてバスクならではの ガトー・バスクとベレ・バスクも並んでいます。

バスクのパティスリーもこれで何軒まわったかわからないくらいですが、やはり 昔から愛され続けているお菓子が当たり前のように並んでいて、きっとこれから 何十年後に行っても同じようなお菓子が並んでいるのでしょうね。
そこがフランス(特に地方)の良さでもあり、地域がはぐくんだお菓子の歴史で もあるんだなと思います。

次回はサンジャンドリュズで出会った素敵なパティスリーを詳しく紹介しますね!
▲バスク名物ガトーバスクはここにも! ▲モカのバタークリームケーキかな?美味しそう!

▲ベレ・バスクのアントルメ

 

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