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vol.14「MAISON PARIES(メゾンパリエス)」
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St.Jean-de-Luz(サンジャンドリュズ)の街はたくさんの観光客でにぎわっています。
そんな街中を散策していると茶色いテン
トのシックなパティスリーを発見!お店の名前はMAISON PARIES(メゾン パリエス)
。
先日訪れたバイヨンヌでも見かけたパティスリーです。
バイヨンヌのお店は、時間がなくてさっと見ただけだったので、今回は店内でじっくり見ようと楽しみにし
ながら入りました。
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お店のショーウィンドーには、たくさんのショコラや焼き菓子がディスプレイさ
れています。
ショコラは、ボンボンショコラのほかに、魚(イワシみたいな形)や貝をモチー
フにしたユニークなものもありました。この町が港町だからという理由なのかも
しれませんね!?
そして、目を引くのが白に緑で描かれた男女の姿が印象的なパッケージ。これは
小・中・大と3サイズあり、赤いリボンできれいにラッピングされています。
その時は気付かなかったのですが、箱の白と緑、リボンの赤。この3色はバスク
で使われているカラーですね〜!
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店内に入ると、生菓子、焼き菓子、ショコラなどが数多く並んでいて何から見よ
うか迷ってしまいます。その中でもひときわ目を引いたのが小さな丸い焼き菓子。
これは、PARIES名物の「Mouchous」(ムシュー)。
Mouchousは「キス・口づけ」という意味。愛らしい名前のお菓子ですね。
アーモンドと卵、砂糖で作られたマカロンの1種です。表面は艶がり2枚をくっつ
けているので、見た感じはマカロンパリジャンに似ています。
ショーウィンドーを華やかに飾っていた男女のイラストのパッケージは、このMouchous
(ムシュー)用の箱でした。どうやらお店の看板商品らしいですね。
食べてみると、アーモンドの味が濃厚でちょっとねっちりした食感。中にクリームなどはサンドされていないので、生地そのものを味わう素朴な焼き菓子でした。
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そして、大きくてさくさくのパルミエ(パイ菓子)や松の実をトッピングしたマ
カロン(こちらは1枚で食べるマカロン)、バスクのマジパン菓子トゥーロン等
が揃います
。特にトゥーロンは様々な種類があって、見ているだけでもとても楽
しい!
それからバスクで忘れてならないのは「ガトー・バスク」。ここではナチュール、
スリーズノワール(黒サクランボ)、ショコラの3種類がありました。どれも大きく焼いて"
ドンドン"っと積み重ねてあり迫力がありました!
日本では、あまりお菓子を積み重ねるということはないので、この光景は初めて
見た時にはショッキングでしたが、だんだんフランスらしいなぁと感じるように
なってきました。
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【shop data】
MAISON Paries
9,rue Gambetta 64500 Saint Jean de Luz
※バイヨンヌ・ビアリッツにも店舗があります。 |
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