Sweet Cafeはスイーツに関わる人・もの・こと等様々な側面からの情報を提供するスイーツのポータルサイトです
Sweet Topics

Shop
この店このお菓子

スイーツ
食べ歩きの本

とびきりスイーツ見つけた!
とびきりスイーツ見つけた!」100店のパティスリーを掲載したガイドブック。

Others

よくある質問と解答

ご意見・ご感想はこちら


Sweet Cafe
について

 
 
 第3回軽井沢スイーツ博2008について

2008年6月25日(水)に軽井沢ホテルブレストンコートにて、「第3回軽井沢スイーツ博2008プレスイベント」が開催されました。

軽井沢スイーツ博は2006年にスタートしたイベントで、毎年夏に開催されている軽井沢スイーツを楽しむイベントです。2006年は信州スイーツの魅力を伝え、2007年は東京で活躍する一流パティシエとのコラボレーションを開催しスイーツファンの間でも大きな話題になりました。

そして今年は、「スイーツの晩餐会」がテーマ。美しいバラの花びらで彩られた会場で、スイーツのフルコースをいただくものです。スイーツのフルコースはアミューズに始まって最後、メイン、最後の小菓子まですべてスイーツで構成され、全23種類のスイーツをデギュスタシオンスタイルでいただけます。
プレゼンテーションのエリアでは、赤やピンクを基調にした花やスイーツが優雅にディスプレイされていて、見ているだけでお姫様気分になってしまうほどの贅沢感を味わえます。


▲色とりどりのマカロンやピンクと白でまとめられたスイーツが素敵にディスプレイされ、宝石のように輝いています。
 
 ブレストンコート シェフパティシエによるスイーツ講習会

軽井沢スイーツ博では、スイーツを食べるだけではなく、スイーツの講習会も開催されます。軽井沢ホテルブレストンコートのシェフパティシエによる講習会はフランスのパティスリーをイメージしたという素敵なキッチンで行われます。


岡部シェフは、都内ホテルや埼玉県の「シュークルダール」で修業後、フランスの「
メゾンレイナルド」、「ジャック」、ルクセンブルクの「オーヴァーワイス」など多くのパティスリーで経験を積み2007年帰国後軽井沢ホテルブレストンコートのシェフ・パティシエに就任するという実力派のパティシエール。

一見小柄で華奢な岡野シェフですが、講習を通してお菓子作りに対する愛情や情熱はとても深いことが感じられました。

今回プレス向けイベントでは家庭でも挑戦しやすいパウンドケーキです。作る際のちょっとしたコツなどを説明しながらフルーツパウンドを仕込んでいきます。

焼成後は、パウンドの仕上げのバリエーションの紹介や、デセール仕立ての提案をしてくれました。素朴なパウンドケーキが形やデコレーションによってとても上品なデセールに仕上がるのですね。

※イベント当日はウェディングケーキの実演をするそうで、こちらも楽しみですね!
 
▲フルーツパウンドの実演を行いました。 ▲抹茶やチョコレートのバリエーション紹介 ▲バスケットに詰め褪せたプレゼンテーション
     
▲丸くくりぬいたフルーツをお皿に飾っていきます。 ▲フランボワーズソースを絞ります。 ▲生クリームや飴細工を飾り完成!

 スイーツ晩餐会

そしてこのイベントのメインともいえるスイーツのフルコースです!スイーツのフルコースをいただく会場はホテル内の「ブルーミングコロネード」。ブラックを基調にした大人っぽい空間にバラの花びらが華やかにディスプレイされています。

照明をぐっとおとした中で、キャンドルの炎が静かにゆらゆらと揺れて、リラックスした気持にさせてくれます。 まさに「スイーツ晩餐会」という言葉がぴったりの華やかで優雅な演出です。

スイーツのフルコースは23種類8皿が提供され、その多くが長野県産のフルーツや野菜を使ったスイーツです。長野県といえば、桃や杏など美味しいフルーツの産地としても名高くどんなスイーツが登場するのか楽しみです。

Welcome
-ウェルカムスイーツ-

フルコースの前に、こんなかわいらしい一口サイズのプチスイーツをいただけます。フレーズショコラ、チェリー入りのプティシュー、ハチミツレモン味のギモーブ、サクリスタン、サブレ・フロマージュの5種類です。
Assiette de SHINSYU
-6種類のプチガトー盛り合わせ、信州厳選食材-

信州の代表的な食材、リンゴ、リュバーブ、花豆をそれぞれ異なる調理法でアレンジしたもの。りんごは須坂さん、リュバーブは小諸産、花豆は東信産を使用。

個人的に印象的だったのは写真左下の花豆を使用したモンブラン。花豆そのもののほっくりした食感とやさしい甘みがよく伝わる一品でした。


chocolat chaud et pâte de fruit
-信州産生クリームを使ったショコラショーとパート・ド・フリュイ-

ちょっと珍しいタイプのショコラショーです。お皿が運ばれてから暖かい生クリームがそそがれます。そこに、ガナッシュ状のショコラとフランボワーズのパートドフリュイを混ぜ溶かしながらいただきます。溶かし具合によって味の変化をつけられるのが面白い。
Salade Rucola et tarte de menthe
-ミントのタルト、ルッコラのサラダ仕立て バルサミコゼリーを忍ばせて-

今回のメニューの中でひときわ目立っていたのが野菜とハーブを使ったこの一皿。ミント風味のアパレイユを流したタルトに、ほろにがさが特徴のルッコラ、そして酸味がきいたバルサミコのジュレでアクセントを加えています。白バルサミコとオレンジオリーブオイルのドレッシングを加えたサラダ風のタルト。
cocktail de pêche
-桃のカクテル-

フレッシュな味わいの桃と長野県小布施ワイナリーのデザートワインのジュレ添え。さっぱりとした初々しい桃の風味を楽しめます。表面には酸味のあるクリームを重ねて。グラスを使ってカクテル風に仕上げているところが素敵ですね。

Variété de beignets
-フルーツのベニエ-

一口サイズのキャラメルで煮たリンゴのフリットと、バナナとがナッシュ入りの揚げラビオリにバニラアイスを添えて。温かいベニエと冷たいアイスを合わせたショー・フロワー。

Sarrasin sale
-サラザン・サレ-

スイーツ尽くしの中、サレ系の嬉しい口直しです。東信地区のそば粉を使ったスティック状のお菓子。塩気がきいたリーンな生地でカリッとした食感。
Pithiviers dAbricot
-ピティヴィエ・ドゥ・アブリコ-

スイーツフルコースのメインがこちらのスイーツ。心中更埴産の杏でフランスの伝統的な焼き菓子ピティヴィエをアレンジ。焼きたてのものをパティシエがカットしてくれます。ソースは、アングレーズとアプリコットの2種。やさしい風味のミルクアイスを添えて。杏のフレッシュな味わいとアーモンドクリームの相性がとてもよく、さっぱりといただけるピティヴィエです。
café et Meringue coco
-カフェ、ムラングココ-

最後をしめくくるのはコーヒーと一口サイズのココナツ風味メレンゲ。スイーツの余韻に浸りながらコーヒーをゆっくり味わいたいですね。

 軽井沢スイーツ博コンクールについて

▲左から寺井シェフ、金子シェフ、永井シェフ、西野シェフ、マドレーヌシェフ、浜田シェフ。
また、今年から製菓学校の学生を対象にしたお菓子のコンクールが開催されます。課題食材はブルーベリー。
お菓子を作り上げるだけではなく、食材となるブルーベリー農園に実際に訪れて、自ら摘み取るところからはじめるという新しいスタイルのコンテスト。

審査員を務めるのは星野リゾートの長屋氏、梶川氏、浜田総料理長と東京で活躍する5人のシェフ・パティシエ 。パリセヴェイユの金子シェフ、ラ・ヴィエイユ・フランスの木村シェフ、エーグルドゥースの寺井シェフ、ノリエットの永井シェフ、メゾン・ド・プティフールの西野シェフ、ル・ポミエのマドレーヌシェフが審査員を務めます。

寺井シェフは、「学生が参加するコンクールということで、見た目の美しさや技術というよりは、いかに素材のおいしさを引き出すかという味覚に重点をおいて頑張ってほしい」とコメント。

またイベント開催期間はそれぞれのパティスリーのスイーツの販売も行われるということですので、とても楽しみですね!

 イベント概要

第3回軽井沢スイーツ博2008
スイーツをフルコースでいただくスイーツ晩餐会、軽井沢ホテルブレストンコートシェフパティシエによる講習会、お菓子のコンテスト、都内パティスリーのスイーツテイクアウトコーナーなど。軽井沢のスイーツ、そして東京のスイーツどちらにも出会える人気のスイーツイベントです。
イベント期間中チケットがない方でも、パティスリーのスイーツをテイクアウトで購入することができます。(出店パティスリー:エーグルドゥース、パリセヴェイユ、ノリエット、メゾン・ド・プティフール、ル・ポミエ、ラ・ヴィエイユ・フランス、軽井沢ホテルブレストンコート)

■日時 2008年8月3日〜8月6日
■開催場所 軽井沢ホテルブレストンコート

※詳細はこちらのページをご覧ください。
※チケットは完売しました。

Copyright (C) 2001-2008 douce All Rights Reserved.