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Sweet Cafe TOPギフトレポート>ギフトレポートvol.10〜15
フランス焼き菓子
mon chouchou
営業時間/ 定休日/日曜日
住所/滋賀県大津市柳川1-22-13 電話番号 /077-521-0016
交通/
http://homepage3.nifty.com/mon-chouchou/
今回は、私は知らなかったお店なのですがホームページの読者の方からの紹介で知ったモンシュシュという名前のお店から取りよせしました。「モンシュシュ」とはフランス語で「お気に入り」という意味をさしているそうです。かわいらしい響きだと思いました。
ラッピングはクラフト素材の茶色い箱を凹凸のある包装紙で包んであり、緑色の紙をアクセントに使っています。それを青いリボンでシンプルに結んであります。
今回購入したのは、4種類のお菓子です。このお店を紹介してくれた方がサクランボのケーキがオススメだとおっしゃったので、そのサクランボのケーキとマドレーヌ、フィナンシェ、ガレットというフランス菓子の定番である焼き菓子を購入しました。
★サクランボのケーキ(2,100円)
サクランボのケーキは、一本単位で販売しています。生地の部分はほんのり甘く食感はやわらかくふんわりしています。その中に、サワーチェリーがちりばめられています。
サワーチェリーはやや甘酸っぱくあっさりしていてとてもさわやかな風味がします。パウンドケーキというと結構硬くてどっしりとしたものが多いのですが、こちらのサクランボのケーキはとてもあっさりして軽い口当たりでした。
★マドレーヌ、フィナンシェ(どちらも5個入りで700円)
マドレーヌとガレットはそれぞれ個包装されたものが、5個ずつ袋に入れられています。袋には白いマジックでマドレーヌとフィナンシェの名前をフランス語で書いています。
マドレーヌはやや細い貝型です。しっかりと焼かれた香ばしいタイプのマドレーヌです。歯ごたえがあり素材の力強さを感じました。私は柔らかめのソフトなマドレーヌを食べることが多いので今回食べたとき新鮮な気持ちがしました。
フィナンシェも歯ごたえがしっかりし、鮮度の良さを感じるものでした。形は楕円形で、中央がふっくらと浮かんでいます。それを割るとバニラとアーモンドのよい香りがふわ〜と漂ってきます。しっかりした弾力のある生地ですが、
アーモンドと焦がしバターの油分でしっとりしていて、2,3日後になると素材同士の味が馴染んできておいしく頂きました。

★ガレット(3個入り450円)
ガレットは、3枚で一袋です。フランスの厚焼きクッキーです。しかし食べてみるとサクサクほろほろしたはかない食感なので、すっと食べられます。ラム酒が入っているので少し大人っぽくて暖かみのあるお菓子です。

今回はフランス菓子の定番である焼き菓子と、サクランボのケーキを購入したのですがどれも鮮度がよく素材の風味が優しくしっかりと感じられました。こちらは5月にオープンしたばかりと言うことなので、また新作のお菓子がいろいろとでてくるかと楽しみにしています。

クラックラン 営業時間/10:00〜19:00  定休日/月曜日
住所/千葉県千葉市美浜区打瀬2−5パティオス3番街 電話番号 /043-213-0238
交通/
http://www.cpf-craquelin.com/
以前もホームページにて紹介したことのある千葉県にあるクラックランの焼き菓子です。今回はお土産でいただきました。クッキー類は10枚くらいずつ透明な袋に入れられています。以前はただの透明の袋だったような気がしますが今回はお店のロゴが水色で入っていました。

クッキーは一番手前がサブレ・プラリネ、中央右がディアマン・フランボワーズ、左がディアマン・カカオ、一番奥がロミュアスです。
サブレ・プラリネはしっかりと焼かれていて、バターとアーモンドのこくが強く感じられます。特にバターは焦がしバターのような独特の甘い香りがしました。食感はサクサクとしていて軽いものです。波形に絞って焼いただけのシンプルなものですが風味は抜群でした。
ディアマン・フランボワーズはラズベリーの乾燥粉末を用いたクッキーです。見た目はややくすんだ赤紫色です。でも食べると中身はとてもきれいな赤紫です。紫芋のソフトクリームのような色です。ラズベリーの酸味がやや効いているものです。最近は苺やラズベリーの乾燥粉末を用いたものがよく見受けられます。これは日本だけの現象なのでしょうか?フランスでも流行っているのかな?と一瞬思いました。
ディアマン・カカオはヘーゼルナッツの入ったチョコレートクッキーです。ナッツはやや大きめに刻んであるので食べたときの存在感があり、ナッツの味がよくわかります。クッキーはチョコレートの味がややほろ苦く濃いものです。食感はかなり堅めのざくっとしたもので食べ応えがあります。チョコレートとナッツ類はとても相性がよいですね。特にこういう風にナッツが大きいと、ナッツの味がチョコレートでわからなくなるとこともなく、はっきりとナッツ味と香りを感じられました。
ロミュアスはベルギーのお菓子でしょうか?たしか平井大橋のドゥー・シュークルでもこのような焼き菓子が合ったような気がします。
形は丸く、中央に刻んだアーモンドの入ったキャラメルがありその周りをクッキー生地が花びらのように付いています。見た目はまるでひまわりのようなかわいいクッキーです。
中のキャラメルはとても薄いのでぱりぱりと簡単に食べられます。周りのクッキーはサクサクした軽いものでした。
サブレとキャラメル、ナッツの組み合わせはフロランタンと一緒ですね。フロランタンに比べて軽くて繊細なお菓子だと思います。
半生菓子は手前からエリソン、ガトーショコラ・ナンシー、パン・ド・ジェーヌです。エリソンはピスタチオのバターケーキとココア風味のバターケーキをマーブル上に流し込み、焼き上げてから表面にチョコレートをかけています。食感はしっとりと言うよりは口に残るようなパンとスポンジの中間くらいです。
ピスタチオを用いたお菓子はたまに見かけますが、ピスタチオは緑色のナッツです。
高級なためあまり大量に使うことはありませんが、鮮やかできれいな緑色をしています。ピスタチオもチョコレートと相性がいいと言いますがいまだに私はピスタチオのおいしさというものがよくわからないのです。。
ガトーショコラナンシーは、確かフランスのナンシー地方発祥のチョコレートケーキだったと思います。クラックランのガトーショコラナンシーはチョコレートのパウンドケーキのような食感のものでしっかりとした味ですが濃厚すぎることはありません。
中にチョコチップが入って、表面には洋生チョコレートをかけてあるチョコづくしのお菓子です。フランス菓子ですが地方菓子らしい素朴なおやつ感覚で食べられるものです。
パン・ド・ジェーヌは紅茶の葉が入ったケーキです。こちらは粉の配分が多いのか堅めでほろっとした食感でした。日本人はしっとりやわらかいものが好きですがフランス人はかりっとしたようなしっかりとした食感のものを好むと言います。そのためにこのお菓子もしっとりと言うよりは口に残るくらいの配合や焼き具合にしているのかなと思いました。
クラックランのお菓子はフランスの地方菓子が本当に多く、他のお店ではあまり見られないものがあるので、いろいろと食べてみて新たな発見があります。

オーベックファン 営業時間/10:00〜20:00  定休日/水曜日
住所/埼玉県川口市戸塚鋏町35−24 電話番号 /048-290-2828
交通/地下鉄 南北線「戸塚安行」駅 徒歩6分

埼玉県川口市にある、フランス菓子店オーベックファンの焼き菓子、パイの紹介です。
オーベックファンは落ち着いた雰囲気のクラシックなお菓子を作っているお店です。その中にも高野シェフらしさが表れていると感じることが出来ます。 焼き菓子は今回自分でバラのものをチョイスして購入しました。ショーソン・ポンムは生菓子のショーケースの上に並んでいるパイ・パンの中から頂きました。
焼き菓子の中からいくつかを紹介します。

★マカロン
まずマカロンですが、これはカフェ風味とチョコレート風味のもの2つを購入ました。マカロンは大抵カラフルな色がそろっていてピンクや黄色等(ラズベリーやレモン風味のものです。)が有ります。
しかし、どうもこういう色は食べ物の自然な色とは違うと感じてあまり食べる気がしないので、私はマカロンを購入するときには大体このカフェとチョコレート風味を選んでいます。 オーベックファンのマカロンは丁度1年前くらいにも食べたことがあっておいしかったので今回ももう一度食べたくて購入しました。
オーベックファンのマカロンはパリで主流となっている丸くてつやがあり、周りにピエと呼ばれるふちの様なものがあるタイプのものです。 マカロンの表面は繊細な一枚の膜になっていて、食べると「くしゃっ」と割れて、サクサクした食感がします。中の生地は対照的に、しっとりとした水分の多い生地で表面の生地よりしっかりとした味を感じます。

コーヒー風味の方はミルクと合わさったカフェオレのようなマイルドな味でコーヒー味のバタークリームをサンドしています。チョコレート風味の生地はほろ苦いカカオの味がして、マイルドなチョコレートクリームをサンドしていました。
個人的にはチョコレート風味のマカロンがおすすめの一品です。

★ショーソン・ポンム
ショーソン・ポンムはフランスのアップルパイです。ハッパの形・模様をしたパイの中に、リンゴのコンポートが入っています。
私も学生時代に作ったことがあります。その際ショーソンは「スリッパ」、「履き物」の意味を表すと教わりました。ポンムはフランス語でリンゴを表します。つまり、リンゴがパイを着ているという感じの名前なのでしょうか。
しかし何故このお菓子はハッパの形をしたものが多いのかはわかりません。私にはちょっとした謎です。

前置きが多くなりましたが、こちらのパイを食べる前から、くんくん匂いをかいでみたのですがバターの甘く香ばしい香りがします。
パイはしっかりとした食感で食べるとざくざくとしています。中に入っているフィリングはリンゴをじっくりと煮詰めたコンポートでマイルドな酸味がします。
こちらのパイはとにかく香りと食感がよいのが特徴です。それからパイの層がきれいにでていて、仕事の丁寧さを感じられるものです。

★マドレーヌ、フィナンシェ、アマンディーヌ
マドレーヌ、フィナンシェ、アマンディーヌはどれもシンプルで伝統的なフランスの 焼き菓子ですが、どれもバターのこくがありしっかりと焼かれたものでした。特にフィ ナンシェは焦げるぎりぎりの限界まで焼かれていました。限界まで焼くことで素材の 旨味、香ばしさがでてくることをねらっているのでしょうか。アマンディーヌはアー モンドのお酒の香りがしていました。これは杏仁豆腐の匂いにも似ている独特の香り です。好き嫌いが分かれる香りですがやや大人っぽい印象を受けました。
シガレットのチョコレート掛けは、サクッとしたクッキー生地を焼き上がって熱いうちにくるくると巻いて両端にチョコレートを付けたものです。3本で一袋入りでした。 香ばしく焼かれた生地はサクサクとした軽い食感です。そのサクサク感とチョコレートのとろりと甘く溶ける食感がよく合います。

今回は写真はないのですがパンも購入しました。ブリオッシュの中にチーズを入れたものです。生地は、とても卵やバターの風味、甘みが豊かに感じられました。さすがにお菓子屋さんの作るパンと感じられるふんわり甘〜いリッチなパンです。この中にチーズを入れてありました。ちょっと甘じょっぱい組み合わせでおいしかったです。
それからブリオッシュにカスタードクリームを詰めたものもありました。お菓子屋さんのカスタードクリームを使ったクリームパンはとてもおいしいでしょうね。次回見かけたらトライしてみようと思います。


ケーキと焼き菓子の店
旬菓房 ふりあん
営業時間/10:00〜19:00  定休日/水曜日(祭日の場合、翌日)
住所/佐賀県佐賀郡大和町東山田3622-13 電話番号 /0952-62-9262
交通/佐賀外環状線(金立〜小城線)大和町立石交差点南

佐賀県では「まるぼうろ」というお菓子が根強い人気をほこっているらしく、まるぼうろの専門店があるくらいのようです。
そこで、フリアンのシェフは佐賀県の人々が昔からなじみのあるまるぼうろをイメージしてふりあぼうろという焼き菓子を開発したようです。

形はまるぼうろのようにやや大きい丸い形をしています。生地は卵白にグラニュー糖やアーモンドプードルをを加えたもので、表面にきな粉を振っています。ダックワーズより、しっとりふんわりした優しい口当たりで、きな粉の香りがほんのりします。

洋菓子なのですが和菓子に通ずるものがあり、お茶菓子としても向いていると思いました。アーモンドときな粉というものは全然違う素材ですが焼いたときの香ばしさに共通するものがあり違和感なくしっかりと一体感を持っていました。
包装は半透明の袋で明るいオレンジ色にお店のロゴマークがはいっています。明るくて親しみやすいパッケージだと思います。一枚ずつ個包装されていました。賞味期限は2ヶ月感くらいのようです。それなのでおみやげ物にも向いていると思います。

その他にフリアン(フィナンシェ)と小さな紙製のカップに入ったケーキ、クッキーが何種類かはいっていました。いろんな味があるようですが、今回食べたのはキャラメルとカシスのフリアンと、アーモンドとオレンジとチーズ味のカップケーキです。

フリアンは やや大きめの正方形をしており、とてもバターのしっとり感があります。いろんな味があるようで、カシス味なんてあってちょっとびっくりしたのですがどういう風にして味を付けているのか不思議でした。
カシス味だからといってカシスの色をしているわけでもなく普通のフリアンの色をしていました。 カップケーキは小さなバターケーキのようで軽くひとつ食べられるくらいの大きさです。
フリアンより食感は軽くあっさりとしていますがやはりこちらもしっとりとして口溶けのよいケーキです。私はこの中でチーズ味のものが気に入りました。

チーズのしょっぱさとケーキの甘さが丁度よく、昔よく食べたチーズマフィンを思い出しました。

クッキーは2種類入っており、ひとつはナッツの入ったココアのクッキーにチョコレートクリームをサンドしたものでした。クッキーはそれほど甘くなくほろ苦い味で食感はほろほろと崩れやすいもろいものでした。
サンドしているチョコレートの味もややほろ苦く、全体的にそれほど甘くないクッキーでした。
チョコレートクリームがやや多めにはさんであるのでチョコレートの味を堪能できます。もう一つはプレーンなクッキー生地にチョコチップを混ぜたものです。周りにグラニュー糖をまぶしたもので、とても甘いバニラのような香りがします。食感はざくざくとしたものでちょっと懐かしいようなホームメイドのような味わいです。

焼き菓子が入っている箱は淡い黄色い箱で、やや深みのあるものでした。箱の底には紙パッキンが敷いてあり、これも黄色い色でした。
焼き菓子の色も黄色〜茶色い色合いのものが多いので全体的に色の統一感があり明るい印象を受けました。
包装紙は薄い黄色っぽいベージュで赤いラフィットヤーン(紙で出来たようなリボンです。)でリボンしていました。包装紙の色に深みのある赤がとても映えていました。 このお店のお菓子は、地域のお客さんのことをよく考えて作られているように思います。

東京のお菓子にあるようなつんとした感じがなく、暖かく家族全員でわいわい言いながらお茶の時間に食べられるようなほのぼのした雰囲気がありました。特にお店の看板商品であるふりあぼうろは子供から年輩の方まで日本人の味覚にあったお菓子だと思います。
このお店のシェフは東京などで修行されてきた方ですが、やはり自分のお店の環境、お客さんのことを考えながらお菓子を作られているなあと思いました。
最近は東京、神奈川からもお菓子の注文を受けるようになったと言うことです。佐賀県のあるお菓子屋さんが作っているお菓子がこうやって離れた地域で食べられているのも素敵なお話ですね。

〜フリアンのシェフからの意見をもとに追加します〜

・フリアンのフレーバーにはドイツ製のフルーツフレーバーを使用しているようです 。
・カップケーキの方は「パン・オ・ブール」という商品名です。チーズやアーモンド 、チョコレートなどの種類があったのですが、チョコレートのパン・オ・ブールには 、ロースト・カカオ・ニブというカカオ豆の粒が入っているようです。
・サブレは、2種類入っていたのですが、バニラの風味がする方は、カレ・ディアマ ン”(四角いダイアモンド)という名前で、こちらにもカカオ・ニブが入っています 。もう一 つのサブレには、ヘーゼルナッツのはいった生地です。生地とクリームはチョコレー トを使用 していますが、こちらはフランスのオペラ社のビターチョコレートを用いています。


ア・ポワン 営業時間/10:00〜19:00  定休日/月・火
住所/東京都八王子市追分町23-15 電話番号 /0426-22-0333
交通/JR「西八王子駅」徒歩10分

今月の焼き菓子は、ギフトセットではないのですが、ア・ポワンの焼き菓子です。 マドレーヌとフィナンシェ、イチジクのフィナンシェ、ガレット、抹茶ポンです。 ア・ポワンの焼き菓子は本当に種類が少ないです。オープンして間もない頃はもっといろんな種類があったのですが、おそらく鮮度を優先するために種類を減らしているのだと思います。

★マドレーヌ 120円
マドレーヌは細身の貝型です。これは何度か食べたことがあるのですがいつもぎりぎりの焼き具合です。貝の模様と逆の、マドレーヌのぽこっとしたおへその面は焼き色が黄色く、かなり水分が多くしっとりとしています。生地の水分量を多くし、しっとりしたマドレーヌを作るためだと思いますが、その代わりに日持ちがしなく傷みやすいと思います。
その日に売れる分だけずつを焼いているのだろうと思います。 レモンが入っていて、バターと卵の味と合わさって優しくてさわやかな味です。生地のきめも細かくしっとりしています。おうちのお菓子に近い親しみやすいマドレーヌです。

★フィナンシェ 180円
フィナンシェは楕円形でぽってり厚みのある形をしています。バニラと焦がしバターの匂いがぷんぷんして思わず匂いをくんくんとかいでしまいました。こちらはマドレーヌよりさらにしっとりしています。焦がしバター独特のかぐわしい香りとバニラの甘い香りがして食べるとアーモンドのこくがよく感じられます。
フィナンシェは大体どこのお店でもそれなりにしっとりとしてこくがあっておいしいのですが、アポワンのフィナンシェは別格のおいしさだと思います。素材の香りと旨味とこくの全てがいかしきれているフィナンシェです。

★イチジクのフィナンシェ 220円
イチジクのフィナンシェはフィナンシェと同じ形で、中にセミドライのイチジクがはいっています。生地はプレーンのフィナンシェに比べ茶色く、味もこくがあり暖かいものを感じます。三温糖かキャラメルがはいっているのでしょうか? 
イチジクは種のプチプチとした独特の食感がして楽しめます。

★ガレット 150円
ガレットはやや大きめで厚さは1センチほどです。こちらもバターの香りがよくて、食べるとラムの香りもしてきます。食感はざくざくとしてバターの多さを感じます。厚みがあまりないガレットなので生地の中心までしっかりと火が通りこういう食感となっているのでしょうか。こちらには乾燥剤が入れられていました。

★抹茶ポン 200円
抹茶ポンは抹茶風味のメレンゲです。ア・ポワンでは季節によっていろんな風味のメレンゲを販売しています。以前は苺ポンを食べたことがありますが、今の季節は抹茶風味です。
形はハート型で一袋2枚入りです。その袋にはうすーい白色の文字で「Pon」とかかれています。かなり薄くかいてあるので気づきにくいくらいです。色はとても優しいパステルグリーンで、食べるとサクッとし、口の中でさーっと素早く溶けていきます。
抹茶の香りはそれほど強くなく、ほんのりと香るくらいです。

今回はバラでのお菓子の紹介になりましたのでラッピングなどについての紹介ができませんが、シールの紹介をします。焼き菓子に貼られていたシールは店名のロゴが入った黄色と赤のシール、金色のハート型シール3種類でした。このハート型のシールは金色ですが細かい凹凸がある艶消しのような素材です。これはなかなかかわいくて個人的には好きです。  
アポワンではラッピングに用いる包装紙、リボン、シールなどもあまり種類を多くそろえていません。これはラッピングよりもお菓子そのものを重視するシェフのお考えがあってのことだと思います。
ア・ポワンの焼き菓子の種類は他のお店に比べてとても少なく、こだわりの故の結果だとは思うのですが、岡田シェフの作る他の焼き菓子も食べてみたいと思っていまいます。



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