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Sweet Cafe TOPリヨン便り>vol.1「リヨンの街並み 」

vol.1「リヨンの街並み」

はじめまして、こんにちは。フランス・リヨンに住んでいますAkikoです!

現在、リヨンの語学学校に通いながら、旧市街にある老舗パティスリーで研修をしています。このリヨン便りでは、私が体験したことを中心にガイドブックには書かれていないリヨンの魅力を紹介していきたいと思います。 今回はまずリヨンの街の紹介していきますね。

リヨンは、パリからTGVで南に2時間、ローヌ.アルプ地方の中心都市です。

【フルヴィエール】

リヨンのシンボルと言えば、フルヴィエールの丘にあるノートルダム・ド・フルヴィエール大聖堂です。高い丘の上にあるため、リヨンの様々な場所から、この姿を眺めることができます。

個人的には、この写真の大聖堂、プチ・エッフェル塔、オテル・デュー(市民病院)の建物と橋が並んでいる景色が好きです。

3年ほど前にNHKで放送された「フランス世界遺産横断の旅」でリヨンが紹介された時に、この風景が放送されてからずっと印象に残っていました。
左奥がノートルダム・ド・フルヴィエール大聖堂、その右にプチ・エッフェル塔が見えます▲

【旧市街】

ルネサンス期にイタリア貿易商人がこの地に住み、商業活動を中心に発展していきました。その頃に造られた建物が今でも、旧市街に残っています。

そして、traboule(トラブール)と呼ばれる建物の扉から中庭を抜けて道に出る秘密の抜け道も誕生し、それが今でも数多く残っています。

また、リヨンは絹工業が盛んで、トラブールは絹織物を雨に濡らさずに運ぶために作られたとも言われています。

現在、それらの古い建物はレストランや商店、一般の方の住居となっていますが、トラブールは一般に開放しているので、誰でも中に入ってトラブールを見ることができます 。
▲旧市街の街並み

【壁絵】

リヨン中心地にはたくさんの壁絵があります。建物の窓のない側面全体に絵を描いていて、遠くからだと見間違うほどのリアルさです。

これは、一番大きな壁絵で、
左の写真が全体像で、下方にある写真はその一部を撮影したものです。右下写真の車は、毎年新しいモデルに描き直されているそうですよ。


▲壁絵の様子▼
▲白い服を着ている人以外は全部壁絵!
▲車の壁絵は毎年モデルチェンジする。

こちらは、リヨンの有名人が一堂に集まっている壁絵です。

フランス料理界の重鎮ポール・ボキューズ氏、星の王子様とその作者サンテグジュペリ氏などが描かれています。

リヨンはいわゆる都会ですが、この街の人たちはとてもあたたかく親切で、器の広い人ばかりです。実際、お世話になりっぱなしで、フランス人=不親切というイメージがなくなったくらいです。

また、リヨンには北と西側に丘があるため、建物が立体的に見え、その風景はとてもキレイです。この景色を毎日見ながら生活できるのはとても幸せです。

▲本物のレストランかと間違えそうな壁絵
▲中央にはポール・ボキューズ氏が描かれている

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