高校時代には大学進学を考えていたのですが、これがうまくいかず、短大に進んだのです。
その当時は、はっきりとした将来像はまだ無かったですね。それでも短大では「仕事に結びつきやすいだろう」と思い、商学部を専攻しました。
でも学校の勉強をしていても、なにか違うなあと思うことが多くありました。
ですから、短大時代はとにかくアルバイトをしました。アルバイトをしながら「自分のやりたいこと」を探そうと思ったのです。
お菓子作りは幼い頃から好きだったわけではないのです。
私が初めてお菓子を作ったのは、短大時代なのです。
それまで、お菓子作りはほとんどやったことがなかったのですが、楽しさに目覚めましたね。
それからは、親に嫌がられるくらい(笑)自宅でしょっちゅうお菓子を作っていました。材料をわざわざ取り寄せたりもしていました。
お菓子を作っては友人に食べてもらっていました。「おいしい!」と喜んでくれることが本当に嬉しかったのです。
その時に
「お菓子づくりは人を幸せにできるんだ!」と感じました。
それからです。私がお菓子を作る仕事に就こうと思ったのは。
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