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2007　ガレット・デ・ロワ試食会

Galette des Rois （ガレット・デ・ロワ）は1月6日のエピファニー（公現祭の日）を祝ってフランス全土で食べられるお菓子です。
エピファニーはキリストの誕生を知った東方の三博士がキリストを訪れた事を祝う日です。
フランスでは年が明けると、ケーキ屋やパン屋には数多くのガレット・デ・ロワが並び、人々は新年をガレット・デ・ロワを囲んでお祝いします。

ガレットには、フェーブが入っており、切り分けたガレットにフェーブが入っていた人は王冠をかぶり、その１日王様・女王様になれるのです。またフェーブが当たった人はその１年幸運に恵まれるという言い伝えがあります。

フェーブには陶器の様々な形の人形などがありコレクターが多いことでも知られています。毎年少しずつでもいいからフェーブと思い出を重ねて集めていきたいですね。（2007.1.6開催）

・タイプ…ホールの栗入り
・フェーブ…クマ
・価格…3,780円（6号）

丁寧におられた軽やかなパイ。アーモンドクリームorフランジパーヌ（アーモンドクリームにカスタードクリームを加えたもの）は非常に水分が多いように感じました。
バニラの風味が香り、ア・ポワンらしさを感じます。
※栗のパイと同様の商品です。

・タイプ…プレーン
・フェーブ…フルーツのムース
・価格…2,100円（6号）

香ばしくしっかりと焼かれたパイは,切る際にザクッと心地よい手応えがありました。パイは中まで焼かれているため手にしたときに「軽い！」と感じました。
アーモンドクリームは素直なおいしさ。

・タイプ…プレーン
・フェーブ…素焼きの鉢とラベンダー
・価格…2,700円（6号）

パイはやや厚めで焼きが比較的浅いので、白い部分のパイの味も 楽しめます。アーモンドクリームは黄色が強いようですが、スタンダードなこくのある味わい。

・タイプ…ショコラ
・フェーブ…ハートのガラス
・価格…3,670円（6号）

毎年台数限定で登場するショコラタイプのガレット。表面にはカカオニブが散らしてあります。中にはアーモンドクリームと苦みの効いたショコラ（小さく刻んである）が入っています。
パイはカカオの芳醇な香りを楽しめる軽い食感。

・タイプ…プレーン
・フェーブ…不明（パリで買い付けしたもの）
・価格…2,500円（6号）

見るからにおいしそうにキャラメリゼされた表面には珍しい模様が刻まれています。
かなりしっかりと焼き込まれたパイで、パイの香ばしさと軽さを味わえました。
アーモンドクリームは味がしっかりとしていてパイとのバランスが良かったです。