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Sweet Cafe TOPバスクお菓子紀行>vol.3「バスク初日の朝」

vol.3 バスク初日の朝

私達が最初に宿泊したのは、バイヨンヌはフランスバスクの中心でもある大きな都市です。

宿泊したホテルは、街にほど近く便利な場所にありました。白い外観ですっきりした印象。どんな部屋かな〜?とワクワクして入ってみると、ベッドカバー、カーテン、椅子を赤い色で統一したかわいらしい部屋でした。(部屋によって色が違うみたいです。)
椅子は布張りで、大胆な縦ラインのデザインが。それを見た瞬間に「これが、バスクのリネンだっ。」と感激。

この後色んな場で出会うこのライン入りのリネンですが、まずはホテルの部屋で初対面。

昨日は移動の疲れもあって、ぐっすり眠れるだろうな…と思っていましたが、緊張のせいか、時差ぼけの影響か朝の5時くらいには目が覚めてしまいました。その後2度寝をしましたが、やっぱり早めに目が覚めて、朝食に行く準備をもそもそと始めました。やっぱり旅行中は気が張ってるみたいですね。

朝食は、ホテルで食べることになっています。
朝食会場に向かうと、薄暗いスペースの先に明るい空間が。

そこは、田舎のホテルのようなほのぼのとした内装で、天井はガラス張りになっていました。そのため、晴れるととても明るくきれいな空を眺められます。(逆に雨の日は、ちょっと暗めになりますが…。)



会場に入ると、2つめのリネンに出会いました!
またまたまた感激してしまう私。

ストライプには色んな色の組み合わせが有るのですが、このテーブルクロスは、黄色と紺のコントラストのラインが力強い!
このテーブルで食事をするだけで、「あぁ、今バスクにいるんだなぁ。」という思いに浸れますよ!

こんな風にして今まで本でしか知らなかったバスクの一部を少しずつ実感できることが新鮮で楽しいことでした。(これはどこの地方に行ってもそうなんだと思いますが。)

朝食はブッフェ形式。基本は、パン・チーズ・ハムにコーヒーなどのドリンク。他にヨーグルトやシリアル、フルーツなどがあります。それからこれがフランスらしいな、と思うところですが朝食から甘いお菓子が登場!パウンドケーキ、マドレーヌやパンデピスなどが揃っていました。

このホテルの朝食でおいしい!と思ったのが、ネクタリンと蜂蜜でした。蜂蜜は、いろんな種類がありました。フランスらしく、ラベンダーの蜂蜜やローズマリーの蜂蜜などもありました。私はmiel de fleurs(百花蜜かな?)を食べましたが、こくがあって味がしっかりとしていてとてもおいしかったです。(その後旅行中にいくつかの蜂蜜を見ましたが、1つくらい買っておけば良かったなぁ。と今になって思っています。)
▲朝食は好きな物をチョイスして。 ▲パン、ハム、チーズ、コーヒーが朝食の定番です。

▲はちみつ。ケースのデザインもかわいい。


この日の集合時間までにちょっと時間があったので、同室の方とホテル周辺を散歩することにしました。昨日は暗くて全然外の様子が分からなかったので、はやく外をみてみたいなぁ〜という思いでした。

数分歩くと大きな道路と、大きな川が流れていました。
後から分かったのですが、ここバイヨンヌは「ニーブ川」と「アドゥール川」という大きな2つの川が流れているのです。

朝の澄んだ空気の中朝日と川を眺めながら歩いていると、道路に栗が落ちているのを発見!「え!?栗?」。なんとなく日本のイメージでは8月は栗の季節じゃないんで驚きました。
ただ、この栗は食用の栗ではないんです。「マロニエ」(とちの木)の実で、食用の栗の木は「シャテーニュ」なんですよね。んん〜。このつやつやの皮は食欲をそそるのになぁ…。

▲朝日がまぶしい。今日はいい天気になりそう。 ▲こちらは(おそらく)アドゥール川

▲きれいに殻が割れたマロニエの実。

バイヨンヌに到着して、朝食と散歩をしただけ。まだまだ本当のバスクを知るのはこれからです。
散歩後は、全員でバイヨンヌの街を歩きつつ、まずは朝市へ!
フランス旅行初心者なら必ず憧れる「朝市」。しかも、パリではなくバイヨンヌなので地方ならではの特産物を見ることができるはず!そんな期待を持ちつつホテルを出発しました。(朝市については次回へ続く

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