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フランスバスクでも中心的な存在の「バイヨンヌ」(詳しくはこちらを参照)。私達がバスクに来て最初に滞在したのがバイヨンヌでした。 バイヨンヌは趣きがありながらとても栄えた街です。街の中心にはたくさんのショップが並び、多くの観光客でも賑わっています。 街を歩いていたら、まるでお祭りかのように三角の旗がかけられていました。(左写真参照)この風景は街中の至る所で見られました。 これは、バスクの国旗の色からきています。バスクの国旗は緑と赤そして白の3色から構成されているのです。緑はバスクの豊かな自然の緑を表し、赤はバスク人の血の色を表しています。(ちなみに白は十字に入っていて、クリスチャンの十字架を表している)そのため、バスクでは旗以外にも緑と赤の色を使ったデザインをよく見かけるのです。
街を歩いていると大聖堂にたどり着きました。この近くに小さな広場があるのですが、そこにはバスク土産なのか様々な焼き物が並んでいました。
写真上の黒い置物は牛です。おそらく闘牛を表しているのでしょう。 闘牛といえばスペインという印象が強いのですが、ここバスクはスペインに程近いということもあり、闘牛をしているところがあるようですね。 そして中心あたりにあるのがバスクの十字架をモチーフにした焼き物です。ここでは赤い色をしていますが、この十字架は必ず赤色というわけではなく他のところでは黒だったり、緑だったりという感じですが、この十字架はバスクの至る所で見かけました。
それから、こちらはガトーバスクのパックです。 さすがバスク!パティスリーだけではなく、大手メーカーもガトーバスクを作っっているんですね。これは小さなサイズが4つ入りですが大きなサイズのものも売っていました。 ラベルを見てみると、「ガトーバスク ア ラ クレーム パティシエール」とあります。ということはカスタードクリーム入りのガトーバスクということですね。 よく見ると表面にバスクの十字架の模様が入っていますよ。これは食べなかったのですが、どんな味がしたんだろうかと今になって気になっています。
そして最後に私達が観光に使ったバスにもバスクらしいイラストを発見! バスク発祥のベレー帽をかぶった少年です。ちゃんとバスクカラーの緑、赤、白を使っているところがポイントですね! このようにバスクの街では「ここはバスクだよ!」と語りかけるような光景を数多く見ることができます。意識して注意深く見てみるともっともっと多くの発見をできるでしょうね。